M'S CRAFT
埼玉県飯能にて工房を構えるウクレレ製作家
ハイエンドなウクレレを得意とし、その人気は国内外からもオーダーが殺到している職人さん。
また、こちらのウクレレは斬新なアイデアや華麗なインレイをも得意とする、一生に1本欲しいウクレレブランド
ほんのちょこっとでしたがお邪魔させていただきコーヒー飲みにお伺いしてきました。ビーサンスタイルで真面目な姿なお二人。
せっせとお仕事しておりました。写真はオーダーいただいたマンタウクレレSOPです。最終チェックし、弦高最終設定完了しましたよ。
さあ、そして現在オーダーしていたスケッチが完成しました。
写真はヘッドのデザイン。
素晴らしいフラ・ガールとヤシの木…HAWAIIを象徴する2つの絵ですね。
このモデルはBODYにもレイの装飾が付くことになっております。
年末前には完成する予定とのこと。期待高ぶります。
M's CRAFT Kai Ukulele MC-224 Concert TANTAN HulaGirl Custom
SOLD
ヘッドのフラガールとボディにかかったレイのインレイが印象的な、カスタムコンサートモデル
M's CRAFT Kai Ukulele MT-223 Tenor TANTAN Monstera Custom
SOLD
モンステラのインレイが上品な、スロットヘッド・テナーカスタムモデル
年末に近づき商材集めに必死こいている高井でございます。
早々、以前よりその芸術的なウクレレの数々を世に生み出しているこちらの工房M’sCRAFTさんに訪問してまいりました。
早速のコナコーヒーからのお出迎えをいただきまずはくっちゃべりますかと工房ではウクレレがいくつか展示してあり過去の賞状などもたくさん飾ってありましたね。あ、ハカランダの木も育てておりましたよ。
私がくるということで念入りに片付けましたと仰っておりましてお茶目でありがたい森さんと森さんw
親と子それぞれ製作しており雰囲気もGOODでした。
ウクレレの話ももちろんしますが、製作に関しての思いやこだわりなどいろいろ聞かせていただきましたね。
材のお話。M’sさんのウクレレのイメージって皆さんどう思っております?私は(個人的な意見)比較的ハイエンド、高額なイメージがあります。そんなことなどのしっかりと裏付けていき価格に対してのコスパであるかもしっかりと聞いてきました。
まず、材ですね、材、つまりハワイアンコア材ですね。数量は大量にはありません。ただ1本1本を丁寧に選別し丁寧に保管されています。よく材だけは部屋の外や納屋に入れがち。
こちらの工房はしっかり工房内にて丁寧に保管されており数量ではなく品質中心にしっかりと材を守っていました。材を大切にすることはやはり製造完成後の動きにも大きく左右されることなのでこういった購入者は目に見えない企業努力は大変嬉しいですね。
こちらは森さんが
初めて製作したウクレレですって!向かって右側が第1号です。実際の初めて作ったウクレレをみてまず印象深かった点は、全然やぼったくないし既にウクレレになっていますね。センスの塊でしょう。ここから現在へと始まったのですね。森さんは以前、会社員をしておりその後退職し、ハワイへ武者修行!写真のコアロハネックは少し勉強のために働いたんですって。その後、ご存知G−strinngで修行。当時のG−stといったら一番騒がれていた時代かも!その頃に修行できたとなればやはりその腕は光るのも納得。とにかく森さんはウクレレがとにかく好きなだってことが本当に伝わってくるしHAWAII大好きですね。海がぴったりなお方ですね。ウクレレ製作って頑なに製作しててもダメな気がします。特にウクレレってその雰囲気や感情アロハな感じとか?うまく言えないけどそのインスピレーションがすごい大事だと私は思います。アロハなおじさん森さんはそのものですね!ほんと、この雰囲気好きですわ〜。
そして、随所に現れる息子の一央。彼もまた親父に負けじといいアイデア持ってますわ〜トップのウクレレネックは彼の作品。ヘッドの下部分に海が広がっていてすごいかっこいいウクレレですね。弾けない人でも欲しくなっちゃう芸術品ですね。早く完成がみたい!そう、彼もここで働きながら現在嫁さん探しをしているとのこと!(ウクレレ愛好女子の皆様チャンス!)お問い合わせはこちら→嘘嘘w。スケータ好きみたいで壁にもスケートボードがあったりと。話していたら次々に今後のアイデア聞かせていただきました。想像してそのインスピレーションがそのまま作品になる!
いろいろ工房内をそして、案内いただきました。
↓このウクレレはテナーサイズまだお客さん決まってないみたいです。欲しい方は是非お知らせくださいませ!(SOLD)
・こちらはシャワールームw
たしかにシャワールームですよね森さんw
そう塗装室も小洒落たジョーク満載でこういうの最高。
他の入り口にもサーファーオンリーとか、もう笑っちゃう。
さあ、仕事の話、仕事の話。本題に参ります。
主に個々のオーダーが多いかと思われますこちらのM'sCRAFTUKULELEですが、私が訪問したからには何らかの実績を積み上げていきお互いの関係を築き上げたいと思います。そう、こちらのブランドさんでこの記事をみている方々が欲しい!と思っていただける商品をオーダーしたかったのです。
品質は変更せずにタンタンオーダー商品を依頼しました。
材の選定をお二人に候補を探し出していただき、
テナーモデルと、ソプラノロングネックを仕込むことになりました。
素材はもちろんハワイアンコアBODYで、1ポイントM'sCRAFTさんのインレイをいれていただき、製造依頼しました!
また、塗装に関しても最終的にサウンド面も考慮し、なんとラッカーフィニッシュにて決定!無理難題ばかり言わせていただきましたが気持ちよく受けていただけました。
ブックマッチ中央部分からも木目の雰囲気がいかにもハワイアンコア!って感じでトラもなかなか入っている材ですね。
すごく気に入った材です。
こちらのテナーモデルをまず注文。
ソプラノサイズBODYなので、細かなトラが入っているこちらの材を選択しました。
M's CRAFT Kai Ukulele MT-209 Custom TANTAN5A (TEN)
---SOLD
M's CRAFT Kai Ukulele MS-208 Custom TANTAN5A (SOP)
---SOLD
一通りお仕事の話の後は人間ですもの、脱線した話もちらほら、コミニュケーションですね。その中でたくさんの参考になる意見やタンタンのウクレレ・オーダーに関する思いなど伝えてあっせていただきあっという間に日が暮れておりました。