長野県松本市にあるディバイザーさん(Headway)新型ウクレレが遂に完成したとの連絡!
そういえば新たに本社から1~2分のところにこんなショールームが完成したんですよ。皆さんご存じでしたか?ワシは前回の出張では完成していなかったのでこちらのご案内も兼ねてご紹介ってことですね。
まずは消毒をしてくれ!楽器を汚すな!いや、違う。風邪予防にて玄関からセガサミー
そして右壁には大人としての常識をわきまえろ!嫌違う。防犯ポスター
内部にはいると早速ショールーム。かなり広いショールームでこちらの壁一面はウクレレでした。他、ギターなどもたくさん展示していました。
真面目に語ろう~ワシ
早速一番乗りにて情報お知らせいたしますよ。
まず今回のウクレレは上記見ての通り超シンプル。
スタンダードスペックにて今回の機種は製造しているようです。
ただし、材の選定、国内製造にも関わらずお値段も手が届きやすき価格設定。楽器としての1本を作り上げた機種ですね!
製造に関しましては月10本程度を予定しており(現在のところ)走り出したばかりの企画です。また工場、工場っていっても流れ作業?って思っている方も多いのでは?今回の企画では、Headway職人衆に在籍する中の一人【神田氏】がすべて手掛けていること。スマートにいうとビルダー作品なのかもしれません!
見た目はシンプル!『あ、ウクレレだっ』のまんまなのですが、弾くとわかる職人魂を感じる本機でした。そしてこのお値段なら納得でしょうと思い、複数本仕入れました。ちなみにこの中でもワシの好きな個体をすべて更なる選定をさせていただきましたのでお店で触ってみてくださいね。
上記でもお知らせした、こちらが神田さん!遠くからはちょっと怖そうだったのですがこんちは~って近寄ったらすげ~満面な笑みで挨拶してくれた。話すと凄い腰が低くくて優しい印象です。
百瀬さんの教えか!?
色々と今回のウクレレ製作についてレポートさせていただきました。ちなみにほぼこちらのブースで製作完了させるということで神田氏の手掛けるハンドメイド的な個体になるようです。
この時はソプラノ製作をしておりました。
ついでに当店のカスタム品もオーダーしたので下の記事も覗いてくださいね。
今回この企画は開始してからまだ間もないとのことでしたが合計30本以上の完成品が展示してあった。
弾きに弾き選ばれたのがこの子たち。
この写真はマホ・コア・桜の3種。
完成しているサイズはコンサートサイズです。
お気づきの通りシンプルでしょ。
最近は装飾が付いているモデルも多かったので個人的にはシンプルなのは好きでしたね。
スペックはオール単板でネックのグリップが非常によい印象。PEGはすべてUPTPEGです。
ネックのお話〜
ウクレレ全体の写真をみてもコアの杢目などに目がどうしてもいってしまうのでワシの中のここが良い!を説明してみよう。
まず、ネック部分シンプルな設計なんですが実は深い・深い深いですよ、よく考えていた。
表面からはわかりづらいでしょう。次の写真をみてみてください。通常ウクレレって永遠をハイフレットだけを弾かないですよね。まあ、ギターもそうだけどウクレレもそう。Lowフレット中心に奏でますよね。CコードやGコード、そんでもって左手のグリップ中心部分はどうしてもネック際にあたりますよね。
今回の機種はそこをよく考えていてR
シェイプを実に良いR角を描いていました。
写真みながらだとわかりやすいでしょ。グリップのここ、非常に重要なんです。以前までのHeadway機種より親指のつけ根が入りやすいので軽やかに弾ける印象があります。
表からだとこんな感じ。ヘッドぼ部分まで大分、親指入るのわかりますよね。
次はネックヒールのお話〜
特にワシが気にするポイントの一つ。ネックヒール部分。
先ほどのネックLowフレット部分では入門者の方には特に重要な部分、そしてこのネックヒールは中級者〜上級者の方に向けて重要な箇所でありんす。ここはハイフッレット演奏する時に親指部分が引っかかる場所、綺麗なハイトーンを奏でる際は実に重要。
あまり大きすぎてで負担かかり、結果、指が大きい人しか先っぽ弾けないやん!ってことがなくなるかもしれません。ワシの個人的な意見ですがこの部分はまずエッジがあるものよりはまろやかでわずかなフィーリングにも対応できる角度が好き。弦を押さえる箇所の方に集中したい。そんな方にはおすすめまろやかヒールなのです。昔のMartinUkuleleなどは皆こんな感じでしたね。今回のウクレレにはそのミソが凝縮しておりました。
まとめ〜
結果、今回の機種はシンプルなデザインだけに目に止まる機種ではないですが触ってみると手放せなくなる中毒性のあるウクレレ奏者のウクレレ機種と思います。素朴の材の音を楽しみたい入門者から上級者までおすすめできる機種でございますね。月製造10本かどうかという台数ではございますので希少さも兼ね備えている。これから全国の楽器店には販売予定しているとのこと、ぜひまずはアンテナショップの当店にて試奏してくださいませ。
今回のスペックはすべてコンサートタイプとなります。
・マホガニーモデル
・ハワイアンコアモデル
・桜
基本的にはこの3種類となります。
コアモデル
ACS-KOA Concert
サクラモデル
ACS-SAKURA Concert
マホガニーモデル
ACS-MAHO Concert
今ならこちらの在庫がございます!
PS:シリアルNo:001も見つかりますよ、お早めに!
※ここで終わらないタンタンです〜
このHeadwayウクレレを手がける神田さんと色々意見交換し、今回なんとカスタムオーダーを製作していただくことになりました。やはり、仕事は今も昔も足で稼げ!ですね。電話で話してもこんなこと絶対にならない。
今回は数本製作していただくことになりました。
ソプラノ・コンサートウクレレ
言うまでもなくプレミアムグレードハワイアンコア材を選定させていただきました。
みるからにすげ〜奴です。
更にこの他パーツも好みの要望を伝えていただき早速その場で仮サンプルを製作いただきました。当店カスタム品のブリッジはこちら。
通常は四角いブリッジモデルですが、好みはストロークしても弾きやすいこちらの丸みのあるタイプ。
触り心地だけでなくサドル牛骨の高さがより残るようになるので購入後のトップ落ちなど万が一のときも対応できるようにしてもらいました。
こちらたちは来年の完成になってしまうかもしひれませんがとびきりの機種がそれぞれ出来上がると思います。お楽しみに!
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