西野俊佑氏
西野俊祐
(SHUNSUKE NISHINO)
~ご挨拶~
W.F.G.C.に興味を持って頂きありがとうございます。私は代表の西野俊祐と申します。現在は、設計から木工、塗装、組み込みまで私一人で行っております。
クラシックギター工房に勤めつつ、ウクレレ、ギター、ベースを製作しています。浅く広く製作しているように感じるかと思いますが、私は色々な楽器に携わる事で他の楽器の長所や短所が見えてくると考えています。また先人達がなぜこのような造りにしたのか、文献だけでは知ることが難しい内容が見えてきます。つまり一つの楽器を極めるために多くの楽器を知る必要があると思うのです。そういった理念の基、少しずつですが製作を行っております。
この職業を目指し、道を歩み始めてから多くの楽器に詳しい人達に出会いました。恐らく今も繋がっている楽器職人、リペアマン、ミュージシャンは私より遥かに楽器や音楽の知識を持っているのではないかと思います。楽器を製作する際は職場の40年を遥かに超える職人から意見を頂くのはもちろん、友人のリペアマンに相談したり、楽器店の方々に話を聞いて製作することが多々あります。そして完成したらミュージシャンからアドバイスを頂いて次の楽器製作に活かす、この繰り返しです。実はロゴやブランド名も周囲の力を借りて作られたものです。
私の楽器は製作こそ一人で行っておりますが、私一人では抱えきれない程多くの賢人達の知恵と知識に支えられて作られています。多くの方々に支えられているブランドという意味を込めてページテーマを「About us」に致しました。きっとこれからも支えられていく日々は続いていくのでしょうけれども、いつか恩返しができらたなぁ、、、と思っております。
まだまだ発展途上ではございますが、直感と理論を駆使して少しでも良いものを製作いたしますのでよろしくお願いいたします。
さあ、ようやくご紹介ができるタイミングとなりました。
西野さんが手掛けるウクレレまもなく販売開始となります。
今回のモデルよりスタンダードモデルとして取り扱いますのでど~ぞよろしくお願いします。
冒頭てもご挨拶文(HP抜粋)を掲載したとおり正確が滲み出ているでしょ。大変謙虚なお方で今回のモデルが完成するためにもかなり当店の意見を組み入れてくれました。お陰でとてつもなく鳴りまくる優しいウクレレが完成しました。
サイズはコンサートとテナーサイズ展開より。
全体的な基本デザインはすべて統一し、コストパフォーマンスのお願い。職人さんのウクレレってやはり高額になりがち、でも1本1本ラインではなく手作業にて製作するのだから仕方がないことかもしれません。このウクレレは多くの方々に愛用していただきたいことをまず第一に考え、どのようにしたらギリギリの販売価格でお渡しできるかなどを模索し、デザインは統一することにしました。
まずフィンガーボードに彫り込まれた『ハイビスカス・インレイ』こちらのインレイも西野氏押し撮りにて製作されたホワイトパールを基調としたゴージャスで賓のあるアクセント。指板はエボニーにてクラシカルでシンプルな素材、より一層際立つ1アクセントが美しい仕上がりとなっています。
ボディトップにはホワイトパールバインディングとなっておりサウンドホールロゼッタも同様に綺麗なウクレレラインとなっております。
また、ブリッジ&ナットはオイルボーンを標準としておりとっても贅沢な仕様となっております。
ヘッドには西野ブランドとなるメダルマーカーそして前回と大きく変更したところがここ、ヘッドの大きさ。元々軽めの重量でしたがもう少し更に軽量したい意向を伝え、実現していただけました。ほんと軽くて更にスタイルッシュに小さいヘッドになりました。PEGは安定のUPTを採用。
言わないと気付かれないシリーズとしてぜひとも言いたいこと、以下の通り。今回、コンサート及びテナーウクレレを製作依頼するにあたり最も拘った部分はフレット『竿まわり』ってやつです。中々フレットの幅は指定できなかったりするのですが西野さん答えてくれました。
フレットって案外ダイレクトに手に触れるところなので非常にデリケートゾーンなんです。#ワシの好みで話は進行しますwこのフレットをもう少し太くしてほしい!の依頼をしました。イメージでいうところの1980年代のギブソンアコースティックのようなDOVEやハミングバードのような分厚いやつ!しかも弾きまくられて山がなだらかになっている感じ。う~ん、実にわかりづらいでしょう。でもこのフィーリングを持った娘を販売したいのです!とお願いしました。まず、コンサートモデルには上記のまんまのフレットだとさすがにハイフレットまではったらおかしなことなっちゃうと。なので出来る限りでお願いしますという進行になりました。結果通常のエレキギターぐらいの大きさフレットになりました。そしてテナーサイズ、こちらはドンズバですドンズバ。これはいかつくて素晴らしい。ドンズバです。イメージ通りです。
サウンドにつきましてはまず出音が甘い。そして柔らかく心地よいリバーブ感が得られています。そしてしっかり押さえた部分が押さえた分最初から最後まで綺麗に鳴ってくれています。この操作感触が欲しかったと言わんばかりでした。かちゃかちゃ適当に弾いても(言葉悪くすいません)ほんと1音1音、音になってくれてて弾きやすく、一番良かった点は指で押さえたときに音を外しにくい。これは結果的に綺麗に演奏するためには必要不可欠。へたっぴな私でも、あれ!ちょっとうまくなったかなと錯覚をしてしまうような印象です。フレットもただ太くすればよいということではなくダンビロと言われる広く高さは低くなのでフレット間の移動もめちゃくちゃスムーズです。なので尚更サウンドがブツ切れしなくなります。調子に乗って右手のストロークに力を注げるので結果綺麗に聞こえると思いますよ。
そんな印象の今回のモデル、いよいよ販売開始となりますので是非ともチェックしてみてください。
ワシおすすめのウクレレです。
HawaiianKoa-Standard Series
テナーモデルはバロックスタイルのリバーブ感万歳のオリジナルBODY仕様
ネックは1本仕様の贅沢な仕様となっています。
ハワイアンコアグレードはすべてA4以上を使用
指板/ブリッジ:エボニー
テナースケール 430mm
コンサートスケール 410mm
Tenor HawaiianKoa Model :¥242,000税込
Concert HawaiianKoa Model :¥220,000税込
Mahogany-Standard Series
テナーモデルはバロックスタイルのリバーブ感万歳のオリジナルBODY仕様
ネックは1本仕様の贅沢な仕様となっています。
BODYはすべてホンジュラス・マホガニー
指板/ブリッジ:エボニー
テナースケール 430mm
コンサートスケール 410mm
Tenor Honduras Mahogany Model :¥198,000税込
Concert Honduras Mahogany Model :¥176,000税込
コメントをお書きください