ちょっと手は入っているけど鳴りは良い！

でも手が入っている分お買い得な価格！という演奏重視型の方にはうれしい一本。

まずボディは、形状や作りからすると60年代の前半くらいのものと思われますが、中のラベルはホワイトラベル。

しかしよく見るとその下からゴールドラベルが見えているので、

60年代のゴールドラベル期の物に後からホワイトラベルを貼ったのでしょう。

ペグの70年代中期以降に見られるシャーラーに変わっているので、

ラベルの貼り換えとペグ交換は同時に行われたのではないかと思います。

また、トップには3か所ほどクラックリペアの跡があります。

いずれもきちっと直してありますので、演奏上問題はないと思います。

このようにいろいろと手は入っているのですが、肝心の鳴りは非常に良いのです。

ボディ、ネック、指板、ブリッジなどすべてコアで造られており、

軽快かつボリューム感のある音色で、ハワイアンな雰囲気を存分に感じられる個体です。

こういった状態にご理解のある方にぜひ使っていただきたい一本です。

汎用ソフトシェルケース付