最近めっきり見なくなったカマカのゴールドラベル。

その中でも珍しいテナーサイズ、しかもセイルヘッドモデルが入荷しました。

通常この形のヘッドストックはコンサートに使われていますよね。

ボディはトップ・バック・サイド共に一枚板のハワイアンコア、

更にはネックもハワイアンコア、指板はローズウッドというこの当時特有の仕様で、

コロコロ感もありつつ甘く優しいトーンで鳴る個体です。

大事に使われてきたことがうかがえる個体で、大きな修復歴はなさそうですが、

全体に薄くオーバースプレーしてあるように思います。

弦高も2.6mm程度にセットされていますので演奏性も良いですが、

ペグは当時のフリクションペグなので少々緩みやすく、まめに増し締めが必要だと思います。

ヴィンテージのサウンドや雰囲気を存分に楽しめる個体ではないでしょうか。

角型汎用ハードケース付き

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