KoAlohaが創業してまだ間もないころの、貴重な一本です。

ヘッドデザインもスタンダードで、サウンドホールもラウンドホール、

そして今のKoAlohaの特徴のユニブレーシングもまだ採用されていない、

現在とはかなり異なる仕様となっています。

シンプルなデザインのハワイアンコアのコンサートタイプで、

のちのKCM-00につながっていくモデルだと思います。

結構使われているようで、かなりこなれたサウンドです。

トップやバックはもちろん一枚板なのですが、

こちらの個体、サイドも一周一枚の板で作られています。

ネックや指板、ブリッジに至るまでオールハワイアンコアで、

随所に初期の手作りの雰囲気が感じられる仕上がりです。

残念ながらトップは塗り直されていて、そこそこトップ落ちも出てきてはいますが、

弦高は2mm程度と低めになっており、演奏性は高いと思います。

KoAlohaの歴史が感じられる貴重な一本、

ぜひお早めに！

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