3M 入荷いたしました。
1916年よりStyle1そして2と開発し、1918年にこちらのStyle3を発表いたしました。
初期の一つのポイント指板センター3ラインが神々しく輝く、バカ鳴りの個体です。
その音色は柔らかく甘く、音量もあり当時の良質な完成度の高いウクレレと思います。
当時のペグはウッドペグのためかなり昔と思いますが変更されているようです。
そして全体にオーバーラッカーを施しております。
こちらもかなり昔の修正かと思います。
全体的に評価させていただきますと、ここまでの上質な個体は久しぶりに手に触れました。
近年、ハーブオオタさんを始め数多くのミュージシャンに愛され、今なお現役活躍する1本でございましょう。
この個体の最大のポイントは、やはりヴィンテージ過ぎて枯れ切ったカスカスのサウンドではなく実用できる
ウェッティーなサウンドリバーブ感が印象強く、ペグの緩みを解消すればレコードから流れる完璧の3Mサウンドで
ございます。この当時のPegはどうしても仕方がないこと。閉め過ぎるとプラスティックが欠けやすいので
動画での多少甘いチューニングであること御許しください。
それだけサウンドとしても価値のある1本でございます。
是非、一生を共にする1本として長く愛用いただけますこと希望いたします。
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