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好きなんですよね、ポーサンの作品。独創性持ちつつプレイ性が極めて高く弾きやすい。独自のブレーシング構造に加えて、外見からもわかるようにところどころプレイヤー目線で製作している、そして製作を心より楽しんでいる。そんな楽器に思えます。日本需要ではシンプルなモデルの固定概念もやや感じられる市場ですが、海外での反応は既に計り知れません。是非お手に触れていただけますと嬉しいです。

BODY：ソプラノ

TOP：ハワイアンコア

Side＆Back：インディアンローズウッド

Neck:アフリカンマホガニー

Bridge:カメルーンエボニー

Rosette：アバロン貝・色目の異なる２種類のハワイアンコア

Fingerboard:カメルーンエボニー

Fret markers:白蝶貝

Headplate：ハワイアンコア

Inlays:アバロン貝・ビルダーズロゴ

Bodybindings:ハワイアンコア

Purfling:黒0.3mm（木製）

Tuners:ゴトーUPT Gold UBB

Cutway:3Dスクープ・アスペリティ仕上げ

Nut＆saddle:牛骨

Scale:15インチ

Finish:ラッカー

Other overview:Top材及びサイドバック材には40年以上の自然乾燥させて材を使用

Case:tkitki AIR CASE付

🦅ワシさんポエム🦅

ポーサンウクレレ入荷いたしました。冒頭の如く、唯一無二の職人さんです。

スペックからみてもウクレレ勉強中の方には大変興味深い情報が詰まっているシリーズ、こちらはソプラノサイズ本機。

オールド材を使用し、製作したソプラノ14フレットウクレレです。

やや重量ある設計になっていてサウンドホール裏トップ板面にもしっかりと材を嚙ましてあるなど、緻密な計算の元、ポーサンらしいスペックになっています。ネックはやや太目の印象がありますが握りやすい。なんで！って思いますがこれがポーサン。弾きやすいです。

またフレットも細くライのあるフレットは甲高いサウンドが心地良いですね。各弦ソロの音は安定しているトーンが強い印象があり特徴的なサウンドが得られるのではないでしょうか。そしてコードを４弦すべてで弾くと、素晴らしい。各弦の粒が集合体となってとても綺麗なサウンドを演出してくれます。テンション感も強く感じられませんし持った時のバランス感も重厚感こそありますが良いと思います。

音色の一つのイメージですが、ボワーっとマホガニーや柔らかな材のように広がるタイプではなく芯の音を合わせてスマートな鈴音が上品に奏でられる高級感あるサウンドの印象を受けました。弾きながら成長後が楽しみだなとも思わせる本機印象です。

配置・レイアウトまで設計をすべて一人で行い形にするウクレレでありながら究極の芸術品ともいえるウクレレです。芸術品だからといって飾っておくのはもったいない、きっとポーサンもガンガン使用して欲しいと願っているはずです。今後の調整や修理もしっかり対応してくださいますのでそのあたりも安心な本機、ぜひおすすめです。

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